談林サロン

日本の三筆は弘法大師、嵯峨天皇、橘逸勢です。橘逸勢の墨書は残っていません。奈良興福寺の南円堂の灯籠の銘文にその書が残っているだけです。嵯峨天皇の書（宸翰〕も数多くは残されていません。
弘法大師の書は数多く残されていて国宝や重要文化財として今に伝わっています。
中でも風信帖と呼ばれる手紙は行書の最高峰です。国宝展などで出展されると毎回黒山の人だかりです。